児童発達支援

平成30年度 事業所の自己評価結果による質の評価及び改善の内容

 

 1.回収率

 

キッズラインの児童発達支援にご参加の16のご家族のうち、14の家族からご回答をいただきました。回収率は87.5%でした。

 

 

2.「いいえ」「どちらともいえない」「わからない」のご回答のあった項目と今後の改善計画

 

保育所や認定こども園、幼稚園等との交流や、障害のない子どもと活動する機会があるか

 

事業所独自の児童発達支援のプログラムとして実施することは難しいと感じています。統合の支援としては、保育園・幼稚園を訪問して、行動観察をしたり、直接支援を行ったり、園の先生方と情報交換をしたりすることができます。

 

父母の会の活動の支援や、保護者会等の開催等により保護者同士の連携が支援されているか

 

個別指導を行っている中では、保護者の方が互いに交流できるような機会を作ることができていません。グループ指導の中では、指導の様子を観察できる待合室を作り、交流の機会を兼ねていただいております。

 

定期的に会報やホームぺージ等で、活動概要や行事予定、連絡体制等の情報や業務に関する自己評価の結果を子どもや保護者に対して発信しているか

 

キッズライン全体の活動について、お知らせをする機会が少ないと常々感じております。そんな折、12月に東京で開催されたシンポジウムでキッズラインが発表した内容につきまして、ご利用者の皆様に共有させていただきました。今後も機会を見つけてまいります。

 

非常災害の発生に備え、定期的に避難、救出、その他必要な訓練が行われているか

 

毎年、5月に避難訓練を実施しておりますが、年度の途中から利用くださっている方に、その時期や方法を周知する機会がありませんでした。今後、契約を交わす際などに、説明をする機会を設けたいと思います。

 

 

3.事業所サービス評価・自己評価を踏まえた事業所としての今後の取り組み

 

平成31年度は、保育士、言語聴覚士、公認心理師等の資格を持つスタッフが、より専門性と質の高い支援をご提供できるように、努めてまいります。具体的には、スタッフ研修の充実、支援プログラムの内容の充実を図ります。

 

 

   
 
   
  チェック項目 評価 工夫している点、課題や改善すべき点など
環境・体制整備 1 利用定員が指導訓練室等スペースとの関係で適切であるか 個別指導をより快適に行えるよう、スペース作りを考えていきます。
2 職員の配置数は適切であるか  職員が急に休んだ時でも、変わらぬサービスが提供できるように余裕のある人員配置を心がけます。
3 生活空間は、本人にわかりやすく構造化された環境になっているか。また、障がいの特性に応じ、事業所の設備等は、バリアフリー化や情報伝達等への配慮が適切になされているか 2階にあがる階段が急な傾斜になっています。ゲートを設置した上で、大人が先導するようにすることなどを徹底します。
4 生活空間は、清潔で、心地よく過ごせる環境になっているか。また、子ども達の活動に合わせた空間となっているか 引き続き、行き届いた掃除、整理整頓ができるように心がけます。
業務改善 5 業務改善を進めるためのPDCAサイクル(目標設定と振り返り)に、広く職員が参画しているか 適宜ミーティングを行い、支援内容について情報共有、意見交換をしています。
6 保護者等向け評価表により、保護者等に対して事業所の評価を実施するとともに、保護者等の意向等を把握し、業務改善につなげているか 年に1回の事業所評価を行なっています。
7 事業所向け自己評価表及び保護者向け評価表の結果を踏まえ、事業所として自己評価を行うとともに、その結果による支援の質の評価及び改善の内容を、事業所の会報やホームページ等で公開しているか 年に1回の事業所評価を行なっています。結果は、保護者さんに配布するとともに、ホームページで公表しています。
8 第三者による外部評価を行い、評価結果を業務改善につなげているか × 第三者による外部評価は行っていません。
9 職員の資質の向上を行うために、研修の機会を確保しているか 外部研修機関の研修会に職員が参加しています。内部での研修も適宜行っています。
適切な支援の提供 10 アセスメントを適切に行い、子どもと保護者のニーズや課題を客観的に分析した上で、児童発達支援計画を作成しているか 面談と標準検査を通して、アセスメントを実施し、具体的な支援内容・方法を決めています。
11 子どもの適応行動の状況を把握するために、標準化されたアセスメントツールを使用しているか 新版K式発達検査、Vineland-II適応行動尺度、PARS-TR、PSIなどを使用しています。
12 児童発達支援計画には、児童発達支援ガイドラインの「児童発達支援の提供すべき支援」の「発達支援(本人支援及び移行支援)」、「家族支援」、「地域支援」で示す支援内容から子どもの支援に必要な項目が適切に選択され、その上で、具体的な支援内容が設定されているか 本人支援(発達支援)、家族支援、地域支援の枠に従って、支援内容を計画しています。ガイドラインの細かな項目との紐付けまでは行っていません。
13 児童発達支援計画に沿った支援が行われているか 支援の大枠は、児童発達支援計画に沿い、加えて毎回の支援内容について、計画を立てています。
14 活動プログラムの立案をチームで行っているか 各活動、担当児ごとに、主となるスタッフを置き、他のスタッフが補佐する仕組みづくりをしています。
15 活動プログラムが固定化しないよう工夫しているか 毎回、指導の記録を踏まえて、支援内容を更新しています。
16 子どもの状況に応じて、個別活動と集団活動を適宜組み合わせて児童発達支援計画を作成しているか お子さんのニーズにより、個別指導または集団指導のクラスをご利用いただいています。
17 支援開始前には職員間で必ず打合せをし、その日行われる支援の内容や役割分担について確認しているか その日に注意すべき点などについて、情報共有をしています。
18 支援終了後には、職員間で必ず打合せをし、その日行われた支援の振り返りを行い、気付いた点等を共有しているか 記録をまとめ、気になる点があれば、共有するようにしています。
19 日々の支援に関して記録をとることを徹底し、支援の検証・改善につなげているか 個別支援計画に基づく記録用紙を作成して、日々の活動の様子を記録しています。
20 定期的にモニタリングを行い、児童発達支援計画の見直しの必要性を判断しているか  半年ごとに、個別支援計画と日々の活動の様子の記録に基づいて、モニタリング報告書を作成し、面談を行っています。
関係機関や保護者との連携 21 障害児相談支援事業所のサービス担当者会議にその子どもの状況に精通した最もふさわしい者が参画しているか 障害児相談支援事業所のサービス担当者会議が開かれたことがありません。今後、開かれた際には、積極的に参画する準備があります。
22 母子保健や子ども・子育て支援等の関係者や関係機関と連携した支援を行っているか 関係機関連絡会などを通じて、区のワーカーさんなどと連携をとっています。
23 (医療的ケアが必要な子どもや重症心身障がいのある子ども等を支援している場合)
地域の保健、医療、障害福祉、保育、教育等の関係機関と連携した支援を行っているか
 
24 (医療的ケアが必要な子どもや重症心身障がいのある子ども等を支援している場合)
子どもの主治医や協力医療機関等と連絡体制を整えているか
 
25 移行支援として、保育所や認定こども園、幼稚園、特別支援学校(幼稚部)等との間で、支援内容等の情報共有と相互理解を図っているか 必要に応じて、園等を訪問して、お子さんの様子や支援目標、支援方法について情報共有をしています。「移行」を直接目指した事例はまだありません。
26 移行支援として、小学校や特別支援学校(小学部)との間で、支援内容等の情報共有と相互理解を図っているか 必要に応じて、キッズラインでの支援内容をまとめた文書を作成し、親御さんを通じて小学校に提出しています。
27 他の児童発達支援センターや児童発達支援事業所、発達障害者支援センター等の専門機関と連携し、助言や研修を受けているか 区内の児童発達支援事業所で定期的に集まる機会を設けています。また基幹相談支援センターの研修会などにも参加しています。
28 保育所や認定こども園、幼稚園等との交流や、障がいのない子どもと活動する機会があるか 一部のケースで、保育園や幼稚園を訪問して、統合の支援をしています。
29 (自立支援)協議会子ども部会や地域の子ども・子育て会議等へ積極的に参加しているか 鶴見区障害児関係機関連絡会に参画しています。
30 日頃から子どもの状況を保護者と伝え合い、子どもの発達の状況や課題について共通理解を持っているか 来所された時に、お声がけして、必要に応じて面談をしています。
31 保護者の対応力の向上を図る観点から、保護者に対して家族支援プログラム(ペアレント・トレーニング等)の支援を行っているか 全13回の動画視聴・ワークと療育体験からなるペアレントトレーニングプログラムを提供しています。
保護者への説明責任等 32 運営規程、利用者負担等について丁寧な説明を行っているか 契約時にご説明しています。
33 児童発達支援ガイドラインの「児童発達支援の提供すべき支援」のねらい及び支援内容と、これに基づき作成された「児童発達支援計画」を示しながら支援内容の説明を行い、保護者から児童発達支援計画の同意を得ているか ガイドラインの支援内容についての説明は行っていません。今後、検討いたします。作成した個別支援計画書には同意のサインをいただいています。
34 定期的に、保護者からの子育ての悩み等に対する相談に適切に応じ、必要な助言と支援を行っているか 来所された時に、お声がけして、必要に応じて面談をしています。
35 父母の会の活動を支援したり、保護者会等を開催する等により、保護者同士の連携を支援しているか 個別指導の教室をご利用の方には、機会を作ることができていません。グループ指導の教室をご利用の方には、待合室を用意しておりますが、交流を積極的に促す仕組みは用意していません。
36 子どもや保護者からの相談や申入れについて、対応の体制を整備するとともに、子どもや保護者に周知し、相談や申入れがあった場合に迅速かつ適切に対応しているか 苦情受付窓口を用意しています。
37 定期的に会報等を発行し、活動概要や行事予定、連絡体制等の情報を子どもや保護者に対して発信しているか  毎回、モニターを通して支援の様子を見ていただく機会を作っています。そのため、会報の発行頻度は、低くなっています。
38 個人情報の取扱いに十分注意しているか  個人情報のある書類は、鍵付きのロッカーに保管しています。また保管場所には、ホームセキュリティーシステムを導入しています。記録などには実名を書かないようにしています。
39 障がいのある子どもや保護者との意思の疎通や情報伝達のための配慮をしているか 保護者さんには、専門用語をなるべく使わず、わかりやすく話すように心がけています。子どもたちには、必要に応じて、視覚的な手がかりも示すようにしています。
40 事業所の行事に地域住民を招待する等地域に開かれた事業運営を図っているか 自治会に加入し、自治会主催の行事に参加するなどしています。キッズラインを開放する行事は行っていません。
非常時等の対応 41 緊急時対応マニュアル、防犯マニュアル、感染症対応マニュアル等を策定し、職員や保護者に周知するとともに、発生を想定した訓練を実施しているか 非常災害対応マニュアル、感染症対応マニュアル、食物アレルギー対応マニュアルを作成しています。感染症対応マニュアル、食物アレルギー対応マニュアルに基づく、訓練は未実施です。
42 非常災害の発生に備え、定期的に避難、救出その他必要な訓練を行っているか 年に1回、避難訓練を行っています。
43 事前に、服薬や予防接種、てんかん発作等のこどもの状況を確認しているか 契約時、年度の始めに確認しています。
44 食物アレルギーのある子どもについて、医師の指示書に基づく対応がされているか 対応のマニュアルを作成しています。
45 ヒヤリハット事例集を作成して事業所内で共有しているか ミーティング時にヒヤリハット事例を記録しています。
46 虐待を防止するため、職員の研修機会を確保する等、適切な対応をしているか 初任者研修、モニターを通した支援の可視化、見学者の受け入れ等を通して、虐待防止に努めています。
47 どのような場合にやむを得ず身体拘束を行うかについて、組織的に決定し、子どもや保護者に事前に十分に説明し了解を得た上で、児童発達支援計画に記載しているか 現在のところ、こうした事例はありません。今後、該当する場合には、適切に対応してまいります。